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NHK大河ドラマ『べらぼう』サウンドトラック発売!

 

先日ついに最終回を迎えた大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』。

歌わせていただいた、劇伴歌「七つ星の龍が見たもの」(英語名:「Seven star Dragons」)が収録された、
オリジナル・サウンドトラックより、「ベスト盤」と「完全盤」が発売されます!
物語にとって大切な曲を歌わせていただいたことに感謝です💛

音楽制作を担当したのはハリウッドの作曲家ジョン・グラム。

大河ドラマの音楽は2回目の担当となり、2020年『麒麟がくる』でも、ジョンの曲を歌わせていただきました。

「七つ星の龍が見たもの」(英語名:「Seven star Dragons」)について、ジョン・グラムからメッセージが届きました。
「平賀源内が劇中で書いた『七つ星の龍がみたもの』。この物語は、主人公「七ツ星の龍」の英雄譚ですが、その名「七ツ星」は田沼意次の家紋「七曜紋」から、「龍」は意次の幼名・龍助から取られています。物語は幻想的な語り口で展開し、音楽もまた、まるで雲が立ち上るように静かに始まります。クリスタルガラスを弓で擦ったような音、遠くから聞こえる声、弦楽器をスル・タスト奏法やハーモニクスで表現し、夢のような音を重ね合わせました。チェロはマーチャーシュ・オルヴェティさん、そして魅惑的な歌声を持つ歌手の堀澤麻衣子さんが複数のパートを歌い上げ、郷愁を誘いながらも力強さを感じさせる、感情ヴェールが生まれました。」

By ジョン・グラム

大好きなジョンの音楽は、大編成オーケストラを軸にした躍動感あふれるハリウッドサウンドが特徴。
今回の『べらぼう』では、ツィンバロンなどの独自の音色を巧みに組み合わせて、江戸の活気や陰影を見事に表現しています。
べらぼうコンサートで聴いた斎藤浩さんのツィンバロンのキラキラした音色を思い出します。

江戸時代は庶民の文化が花開いた時代です。
ドラマでは人々が流行に夢中になっている様子や、それを仕掛ける蔦重をはじめとする商人たちの悲喜こもごもが描かれていて、未来に向かう、時代のエネルギーを感じました。
浮世絵をはじめ日本の歴史や美術に造詣が深いジョンならではの感性が寄り添い、音楽に命を吹き込んで、『べらぼう』の世界観を作り上げたのだと思います。

オリジナル・サウンドトラックより、12月24日に「ベスト盤」が、2026年1月30日に「完全盤」が発売となります。

歌わせていただいた、劇伴歌「七つ星の龍が見たもの」(英語名:「Seven star Dragons」)は、このベスト盤・完全盤のみに収録となっています。
なんと、完全盤のブックレットにはジョン・グラムによる5000字超の寄稿文が掲載予定!

サントラ盤で、東京・神戸のべらぼうコンサートでの感動が再び味わえると思うと、『べらぼう』ロスも少しは癒されるかな。

『べらぼう』が終わってしまったのは寂しいけれど、たくさんの感動を与えてくれた素晴らしい作品に、そして関わらせていただいたことに、心から感謝申し上げます🌟

<サウンドトラック発売情報>

2025.12.24発売
【ベスト盤】
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」
オリジナル・サウンドトラック The Best
音楽:ジョン・グラム
COCP-42610 ¥3,500 (税抜価格 ¥3,182)
サントラVol.1~3の楽曲を中心に厳選して収録。

※楽曲「七つ星の龍が見たもの (Seven star Dragons)」は、2025年12月24日発売のベスト盤に収録されています。

2026.1.30発売
【完全盤】
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」
オリジナル・サウンドトラック 完全盤
音楽:ジョン・グラム
CD5枚組 COCP-42630-4 ¥16,500 (税抜価格 ¥15,000)
収録内容未定
Vol.4とVol.5を含む、ドラマを彩る全楽曲を収録予定(5枚組)。
オリジナル・サウンドトラックVol.1~Vol.3に加えて、未発売のVol.4~5を完全収録した『べらぼう』を彩る音楽をすべて堪能できる完全盤。

また、ブックレットにはジョン・グラムによる5000字超の寄稿文を特別掲載。詳細な仕様は後日発表予定。

※楽曲「七つ星の龍が見たもの (Seven star Dragons)」は、2025年12月24日発売の「ベスト盤」と、2026年1月30日発売「完全盤」に収録されています。

・発売元:日本コロンビア
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