●9月〜レコーディング〜
デビューアルバムの「Kindred Spirits」の時から何度もお世話になっているMichael Woodrumさんのスタジオにて
落ち着きのあるスタジオ、真っ赤な可愛いスピーカーも新しく配置され、
アットホームな雰囲気です♪
相棒のレコーディングマイクもセットされています!
〜レコーディングへの想い〜
レコーディングの前、わたしは、あまり練習をしないのです。
というより、レコーディングの準備のために、
歌い込みすぎるということをあまりしません。
なぜなら、マイクで撮る瞬間、毎回歌詞に感動しながら歌いたいから。
練習しすぎて、慣れてしまってしまうと、「生きた想い・生きた歌声」が死んでしまうんです。
すなわち「躍動した感動が乗った生き生きした声」が録れなくなってしまう。
何回かレコーディングしているうちに、前回の歌い方が良かったりすつと、
その記憶を無意識でなぞってしまう。
なぞってしまうと、安全安心な型を忠実に再現するのと同じで、
整ってるけど「本当の生きた感動」が声に乗らず、
初めて聞いた方とわたしが、一緒に心躍動する感覚を味わえない歌になってしまう。。。
なので、何度も何度も歌いこんで、慣れるというよりも、
レコーディングの時は、頭を真っ白にして、
身体に入ってくる言葉や、音のフレーズに心を感動させながら、
その新鮮な躍動を歌に表現することを大事にしています。
しかし、今回の4回目のレコーディングだけは、
セッティングの違いで、歌のパワーも全く違って録れたので、
躍動したし、久々に震える感覚があって、かなり面白かったです。
こういうこともあるんだと、改めて、偶然ではない必然な体験に、心潤いました!
この曲は、かなり高低差があって、
朝の寝起きの時のような低い音程から(笑)→オペラボイスでのアリアが歌える音程までが繰り広げられるので、
目まぐるしく「ミックスボイス」を使うのですが、
すかさずその声をキャッチしてくれるセッティングを、
妥協せずに頑張って調整してくれているスタッフさま皆様に、
心から感謝です・・・
皆様のお耳に届けるには、もう少しだけ時間がかかりますが、どうぞお楽しみにしていただけたら・・・(^^)
(堀澤麻衣子のDiaryより)
この時レコーディングした歌声が、
ついに2020年1月から、皆様の元にお届けすることが出来ます。
歌を聞きながら、この時のお話を思い出して頂けたらと思います♪^^
お楽しみに!
●10月
〜氷川神社歌唱奉納〜(中止)
自然災害(台風)のため、氷川神社の歌唱奉納は、
今年におきましては中止となりましたが、
権宮司さまより、
「2020年、ぜひ開催して頂けることを楽しみにしております」との
お言葉を頂けましたので、記念すべきオリンピックイヤーに開催できるよう準備を進めてまいります!
ピアニスト斎藤渉さんと2人だけの演奏は、初の試み!
・リハの様子
氷川神社の権禰宜さまのご要望もあり、
日本初の和歌とされる、日本神話においてスサノオが詠んだ和歌を曲に。
斎藤渉さんがメロディ弾き、堀澤が和歌の歌詞とヴォカリーズを入れて、
即興で歌が出来上がりました。
和歌が言葉だけでなく、メロディが加わることで、
言葉の意味がニュアンスを帯びてスッと入ってくるように思えました。
それは祝詞に近いものに感じました。
2人で心地良い音の長さ、高さを探っていき、
歌が出来上がる過程は、本当に音と遊んでいるかのような空気感に包まれていました。
この曲は、今後の歌唱奉納にて披露されることと思いますのでお楽しみに。
「音のくすり合唱団」の皆様も参加される予定でしたので、練習やリハで準備も万端でした!ぜひ次回の機会に♪
合唱団の皆さんも、歌うといつも輝くようないきいきとした笑顔に!
●11月
〜コンサートツアー「音魂〜Wave of Happiness〜」〜
●11/10 東京公演 古賀政男音楽博物館 けやきホール
広すぎない、木のホールは音響が素晴らしく、堀澤の歌声と相性は◎。
「天からの歌声」が増幅し、ホール全体が「音の光」で包まれる体験。
まさに、歌声のシャワーを浴びるのに特化した空間でした。
いつもお越しいただくお客様からは、
「これまでのコンサートで一番よかった」とのお声もいただきました。
曲目は、「音魂(おとだま)」が
皆様に一番心地よい流れで届くセットリストをと、
毎回、堀澤がプログラムをプロデュースしています。
1部、2部の演奏曲プログラムはこちら↓
今回のコンサートでも、音に身を任せ、普段働きっぱなしの頭を休めていただく、
瞑想タイムをお客様にお届けさせて頂きました。
瞑想曲は、「Tear Drop」。
今回のコンサートでは、一番人気の曲となりました。
以下のURLより、動画をご覧頂けます↓
https://youtu.be/cliVkuYiH2Q
画面またはURLをクリック↑
・ヴォーカル 堀澤麻衣子
「今回、初めて泣かずに聞きました。癒し、喜び、楽しさ、幸福など、温か〜い気持ちになりました。歌声に包み込まれて、幸福感で満たされ、心がクリアになっていく感じがしました。」
「優しい音魂に囲まれていたからこそ、逆に私はこの音の中、この声の中に入っていけないことに気づけた。私は、私だ。私は私の人生を、私の音、私の響きを、私の声、私の言葉を生きていない。それに気づけたことが、最大の収穫だった。麻衣子さん、皆さん、ありがとう!」