NETFLIX「THE DAYS」
予告 動画
『THE DAYS』ティーザー予告
6/1 世界配信スタートしたNetflixシリーズ「THE DAYS」
6/1世界配信がスタートしたNetflixシリーズ『THE DAYS』
この作品にて、エプローグ、エンディングテーマ、劇伴を歌わせて頂きました。
作品は、【3.11 原発の真実】を描いた物語です。
自分が携わらせて頂いたから、というだけでなく
世界にとっても、日本にとっても
「あの日、何が起こったのか」真実を伝えてくれる作品となっておりますので
ぜひ皆様にも、この作品をご覧いただけたらと思っております。
3.11東日本大震災の時、現地にボランティアとして伺いました。
歌をお届けしたり 、 眠れるオリジナルCDをプレゼントして
交流をはかってきたこともあり、想いもひときわ深く
長年、世界平和を願って行ってきた歌手活動の想いも加わる形で
この作品に寄り添い、参加しました。
音楽は、カナダ在住の作曲家ブライアン・ディオリベイラ。
並はずれた才能を持つ作曲家です。
スタジオには世界から集めた1,500の楽器があり
自分でも森の中に入っていって、お手製の楽器をイメージに合わせて
どんどん作って演奏することで、彼の頭のなかに存在する
「幻想的な音空間」を仕上げていきます。
今回歌唱させて頂いた楽曲は、
物語の心象風景すべてを感じ取って完成した「音空間」に
麻衣子の思うようなメロディを・・・と、託して頂いたものです。
こんな現場はほとんどありません。
ほとんどは、しっかりとした楽譜があり
その楽譜通り歌うのが歌い手の立ち位置でもあるのですが
ブライアンの場合は、そのメロディを私に託してくれるのです。
この音の世界に・・・麻衣子の頭の中に浮かぶメロディをと・・・。
歌わせて頂いたエンディングテーマに楽譜はなく
作曲家が意図することをその場で曲から受け取り
メロディを託され歌いながら創っていきました。
作品から呼び起こされる一定のトーンに
「悲しみの先にある感情」をイメージし
音色を決め、フラットに歌いました。
この作品がいわんとしていることが
静かに届いていくよう言葉のない歌「ヴォカリーズ」の表現で。
(ヴォカリーズとは https://maikohorisawa.com/vocalise/)
お互いの信頼感の中、良い音楽が生まれるという予感のもと紡ぎ出されるメロディ。
緊張感の中で生まれるかけがえのない時間・・・
音楽家として、この作品を通して一人の地球を愛する人間として
わたしにとっては、なくてはならない時間でした。
それら、作品との世界観を表現するため
彼やわたしたち音楽チームは探求をやめることはありません。
食事中も、散歩の時も、朝日の中で、夜のとばりを感じながら・・・
それを深めてくれるカナダの環境でした。
この作品を通して、私たち音楽チームが伝えたかったこと
それは作品全体に横たわるトーン、メロディ、楽器演奏
全てにおいて表現されています。
本当に彼とこの作品に携わることができて光栄です。
入念なリサーチされ作られた真実の物語は
これからの世界、日本にとって大切な作品だと思っております。
風化されることなく1人でも多くの方に、届けばと思います。
そしてこれらかも被害に遭われた方、これからの未来に
希望の光が灯ることを祈り歌いつづけたいと思います。
平和への祈りが届くようどこの地でも歌わせて頂きたく思っています🕊
堀澤麻衣子
「THE DAYS」音楽制作秘話
作曲家ブライアンが作った「音が狂ったピアノ音色」。。。
それは、掛け違えてしまった現実を表しているかのような音でした。
歌わせて頂いたエンディング曲に楽譜はなく
作曲家が意図することをその場で曲から受け取り
メロディを託され、歌いながら、メロディを創っていきます。
作品から呼び起こされる一定のトーンに
「悲しみの先にある感情」をイメージし音色を決め、フラットに歌いました。
この作品がいわんとしていることが、
静かに届いていくよう言葉のない歌=「ヴォカリーズ」で表現で。
入念なリサーチされ作られた真実の物語は
これからの世界、日本にとって大切な作品だと思っております。
風化されることなく1人でも多くの方に、届けばと思います。
そしてこれらかも、被害に遭われた方、これからの未来に、
希望の光が灯ることを祈り歌いつづけたいと思います。
平和への祈りが届くよう、どこの地でも歌わせて頂きたく思っています🕊
メディア
2023/8/15 :音楽ナタリーにて 「THE DAYS」 と 「ガンニバル」 の音楽対談インタヴューが公開されました
https://natalie.mu/music/pp/thedays_gannibal_music